昔から歴史的建造物や古本が好きで、将来は「古いもの」に関わる仕事に就きたいと考えていました。
そのため、大学では文化財の保存修復を専攻しました。その授業の中で、遺跡の記録を取り、遺物を後世に残していくというこの職業に出会いました。
この仕事のやりがいは、それぞれの遺物の状態を加味し、柔軟な対応が求められることです。
発掘された遺物は素材や出土状況がそれぞれ違うため、同じものはありません。そのため、保存処理は、遺物に対してどれだけ配慮し、工夫できるかだと思います。知識だけでなく、実物を見て考え、適時変えていくことが必要だと仕事を通して気が付きました。
エイ・テックに入社するにあたって、長野県から富山県へ引っ越してきました。知らない土地での一人暮らしは、大学生時代に経験していたものの不安はありました。
しかし、実際に生活してみると、現場の近くにあったカフェや行く途中で見かけたチラシを見てイベントに行ってみたり、外での業務が多いこの仕事をきっかけに、活動的で充実した日々を送れています。
大変なこともありますが、それ以上に知らない土地での新しい出会い、学び、体験ができることがとても楽しいです。
| 8:00 | 出社。 |
|---|---|
| 8:15 | 清掃・朝礼。 |
| 8:30 | 保存処理中の木製品の様子を確認。 |
| 9:00 | 整理作業を担うパートさんも出社し、部署内でもう１度朝礼。 業務の進捗状況、今日やること等を確認、指示します。 |
| 9:20 | 調書作成。これから保存処理を行う遺物の記録を取ります。 |
| 12:00 | お昼。家が近く、節約のためにも昼食は家で食べます。 |
| 13:00 | 保存処理中の木製品の様子を確認。 |
| 15:00 | 出土した鉄製品の錆落としを行います。 |
| 17:30 | 発掘現場から持ち運ばれてきた遺物を確認。 |
| 17:45 | 帰宅。 |
